次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家

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シリーズ第6作。 甲州猿屋の勘助を叩き斬って兇状旅に出た次郎長一家も、次郎長女房お蝶が病気となり、野分吹きすさぶ他国の空に難渋をきわめる。世間の眼もつめたかった。先年次郎長がその零落を見かねて一興行立て、急場をすくってやった力士八尾ケ嶽久六が、今は尾張で名も保下田の久六と改めた売り出し中のいい親分ときいて三五郎、石松はそこに一時身を寄せようと提案した。一家はこころよく迎えられた。久六、じつは代官に通じて、次郎長捕縛のひと手柄をたてようともくろんでいるのだが、表面は巧みにとりつくろってボロを出さぬ。が、石松の幼馴染み小松村の七五郎の忠告によってそれと察した一家は、捕り方を先導してくる久六の裏を掻き、七五郎の家までのがれて、一応そこに落着く。
シリーズ
シリーズ第6作
公開日
1953年12月15日(火)
監督
マキノ雅弘
脚本
松浦健郎 村上元三
撮影
飯村正
音楽
鈴木静一
出演
小堀明男 河津清三郎 田崎潤 森健二 田中春男 石井一雄 森繁久彌 小泉博 緒方燐作 長門裕之 山本廉 越路吹雪 若山セツ子 広瀬嘉子 久慈あさみ 千葉信男 藤原釜足 英百合子
製作年
1953
製作国
日本
上映時間
104
配給会社
東宝

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